家族滞在ビザで本国から子供を呼ぶ場合に

その子供の年齢がポイントとなりますので

その際の注意点をお伝えします。

家族滞在ビザの基本的な内容はこちらを参照ください。

家族滞在ビザで日本へ呼べる子供とは


まず、家族滞在ビザで日本へ呼べる子供とは

どのような子供であるかですが、

実子はもちろん、養子(普通養子、特別養子)でも可能です。

また、非嫡出子でも認知されていれば可能です。

子供の年齢は何歳までOK?


家族滞在ビザ申請時の子供の年齢が重要となりますが、

年齢についての決まりはありません。

しかし、実務上、義務教育までの年齢(中学校卒業の15歳くらい

であれば、比較的許可は出やすいと感じています。

そして、年齢が上がるにつれて、

許可難易度が上がると思ってください。

16歳、17歳位になりますと、

なぜ、日本語ができないのに、今更日本へ来るのか?

教育計画の説明を求められる可能性が高くなります。

そして、高校卒業をする18歳位となりますと、

民法上の成人となりますので、

日本での滞在目的に疑問を持たれる可能性が高くなります。

例えば、日本で働きたいためや、

日本語を学びたいためなら

就労系のビザや留学ビザを申請することを勧められ、

ビザ取得難易度は非常に高くなります。

申請時の子供の年齢の目安での許可可能性

  • 可能性高い:義務教育中の年齢
  • 中:16歳、17歳 教育計画書の提出が必要になる
  • 低:18歳以上

親と一緒に来日しない理由


また、年齢とは違うポイントについて

親と子供が一緒に来日するのではなく、

先に親が来日してから

数年後に子供だけ申請する場合は

今まで、本国でその子供を養育していた人がいるのに

なぜ、日本へ行くことにしたのか

そこに疑問を持たれる可能性が高くなります。

合理的な理由をしっかりと説明する必要が出てきます。

子供が家族滞在ビザから留学ビザや就労ビザへ変更した後


子供が成長して、留学ビザへ変更し、

大学や短大を卒業した後に、

就職が出来なかったような場合は

就労系ビザへ変更が出来ませんが、

その時に、家族滞在ビザへ戻すことはできません。

家族滞在ビザでご不明な点はお気軽にご相談ください。

【まとめ】

家族滞在ビザついてのご相談やご質問は


下記問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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この記事を書いた人:特定行政書士 長瀨功