お客様が無事に医療ビザから高度専門職のみなしにて在留期間4年弱で永住申請を行い許可となりましたので
その事例をご案内します。

ちなみに高度専門職の「みなし」とは現在は高度専門職ビザではありませんが

高度専門職としてスコア計算をした場合に、

70点以上~79点以下であれば、在留期間は3年で永住申請が可能となり、

80点以上なら在留期間は1年で永住申請が可能となる高度専門職の永住申請の緩和措置にて取り扱うことが可能となる制度です。


しかし、現在のビザは高度専門職ではないため、

申請するためには、高度専門職用の申請書類と永住の申請書類の両方が必要となります。

そうなると、もちろん、高度専門職と永住の両方での可能性を検討する必要があります。


今回のご依頼人は外科医であり、収入面や学歴面など十分な水準ではありました。

ただ、非常にご多忙であったため、当事務所にて書類収集や作成などご対応させて頂きました。


それでは、今回の必要書類についてご説明します。

今回の高度専門職1号(ロ)は就労分野での申請となります。

今回の必要書類


必要書類

【高度専門職1号(ロ)】分


・写真(指定の規格)

・ポイント計算表(高度専門職1号ロ用)

・ポイント計算表の疎明資料各種
→申請人の属性に応じて多種多量となる傾向です。

・その他


【医療】分


・履歴書

・医師免許

・在職証明書

・その他


【永住申請】分


  • 永住許可申請書
  • 了解書
  • 履歴書
  • 在職証明書
  • 理由書
  • 住民票
  • 預金通帳写し
  • 住民税の課税、納税証明書
  • 国税の納税証明書(その3)
  • 年金関連の証明書各種
  • 身元保証書及び身分の証明書
  • 家族分の公的書類各種
  • その他

今回の申請では、高度専門職のポイント計算をすると、

80点は優に超えるスコアは予定しておりましたが、

その分、疎明資料が多くなるため、慎重に書類作成を進めました。

そして、申請から約1年8か月後に、追加書類の提出依頼がありました。

永住申請をすると、品川では1年半以上の審査期間となることが多い傾向であるので

税金や年金関連での新しい書類を求める傾向が強いです。

追加書類を提出をして無事に永住許可となりました。

高度専門職みなしからの永住申請は準備する資料も多く、また、どのような書類を準備すればよいのかなど、準備する書類も判断が難しいかと思います。

ご不明な点があれば下記からお問い合わせください。

この記事を書いた人



行政書士長瀬事務所

代表行政書士 長瀨 功・NAGASE ISAO

千葉県出身、豊富なビジネス経験と10年以上の経営者経験を基に親身で丁寧な対応を心がけています。

ご不明なことはご遠慮なくご質問ください。

特定行政書士・申請取次行政書士・宅地建物取引士